本格的な夏を迎える前に、エアコンをきれいにして爽やかな空気で過ごしたい!と思う方は多いのではないでしょうか?フィルター掃除くらいは日々のメンテナンスでできるとしても、プロがやるようなエアコン洗浄はなかなか難しそう…。でも道具さえあれば素人でもできるということがわかったので、自分でエアコン掃除をしてみたレポートです。

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プロの相場は1台1万円

エアコンクリーニングをプロにお願いすると、出張費など諸々合わせて1台1万円が相場のようです。複数台同時に依頼すると割引になったり、逆に「クレジットカード支払い対応!」を謳う業者もクレジットカードで支払う場合は手数料分値上げされる業者もあります(本当はダメなやつ)。さらに自動お掃除機能付きのエアコンの場合は倍近くになったりします。

手間を考えると安いと思えるか、いやもうちょっと安く済ませたいと思うかは人それぞれだとは思いますが、私は思い切って自分でやってみることにしました。

エアコン洗浄スプレーじゃダメなのか?

その前に世の中にはエアコン洗浄スプレーというものが売られています。2本で500円程度とコスパは最高です。

これで洗浄すれば同じことなんじゃないの?と思う人もいると思います。正直私もそう思ってました。

ただしこの手の洗浄スプレーは「フィン(冷却フィン)」のクリーニングはできますが、「ファン(空気の吹出口)」のクリーニングはできません。エアコンの構造上、フィンに吹きかけた水分はドレンという排水溝を通じて外の室外機近くのホースから排水されるようになっています。空気が出てくるファンの掃除はされないままなのです。

エアコン洗浄スプレーではファンの掃除はできないと覚えておきましょう。

必要な道具

1. エアコン洗浄液

まずはエアコン洗浄用の薬液が必要です。水だけでも落ちる場合もありますが、やはり専用の薬液は協力そのもの。今回はよくプロの現場でも使われるらしい「エアコン洗浄プロ」をシャンプーとリンスセットで購入しました。これ1セットで家庭用エアコン3〜10台程度を洗浄できます。

ちなみにこちらは希釈して使います。また強アルカリですので、皮膚や目につくと大変危険ですのでご注意ください。

2. 噴霧器

薬液は希釈してこちらの噴霧器で噴射します。電動式やタンク容量が小さいタイプのものもありますが、手動式の4リットルタイプのものが価格も安く使い勝手もいいのでおすすめです。

3. エアコン洗浄カバー

洗浄液を噴霧器で吹きかけますので、きちんと養生しないと家の中が大惨事になります。これはかぶせるだけである程度養生でき、さらに汚れた洗浄液が付属のホースを伝ってバケツに貯まる仕組みです。これ1枚で3回程度使用できるので複数台ある場合も1枚でOKです。

4. その他

その他にはゴム手袋、養生シート、養生テープ、バケツ(4リットル以上)が必要です。ホームセンターなどで購入できるもので十分です。写真に写っているスプレーボトルは結局使いませんでした…。

必要なものは以上です。まとめるとこうなります。

種類 価格  備考
エアコン洗浄液 4,115円 3〜10台分
噴霧器 1,727円 約10回まで。使用期限あり
エアコン洗浄カバー 1,871円 1〜3回分
ゴム手袋 100円 なんでも可
養生シート 382円 なんでも可
養生テープ 400円 なんでも可
合計 8,595円

やってみた

養生・分解

まずはコンセントを外し、壁を養生シートで養生します。

次にカバーを外します。この機種の場合は、カバーで隠されているネジを2本外すと全体が取れるようになっていました。

水が入ってしまうと危険なので電気部分を養生します。

エアコン洗浄カバーを取り付けます。

ホースをバケツにセットするのを忘れないようにしましょう(そうしないと大変なことに…)。

洗浄液の準備

洗浄液の説明どおりに薄めて、4リットル分の洗浄液を噴霧器にセットします。上のハンドルを自転車の空気入れの要領で何回か押し込むと内部が加圧されてスプレー部分から噴霧される仕組みです。

中に入っている洗浄液が多い場合は、加圧しすぎると吹き出す恐れがあり大変危険ですので様子を見ながら少しずつ加圧するようにします。

吹きかける

よく見るとホコリだらけのフィンに勢いよく洗浄液を吹きかけます。またファンの部分などにも吹きかけていきます。

しばらくするとホースを伝って汚れた洗浄液がバケツに溜まっていきます。

カビだらけのファンと送風口も…。

スッキリきれいになりました。洗浄液はアルカリ性のため、アルミ部分が黒く変色してしまう恐れがありますので、リンスも念の為吹きかけておきましょう。

元通りにして試運転をして終了です。